2012年03月23日

三陸の牡蠣養殖

おはようございます (~o~)
昨夜から雨が降り続いていますね…
雨音が3時頃からだんだん激しくなって、目が覚めてしまいました(゜д゜;)
*-********************-*昨日 週刊誌を読んでいて 東北の 牡蠣養殖業が 少しずつ 復興する兆しがあるという 記事に出会いました



私は去年の四月くらいに テレビで、 牡蠣の養殖をしていた漁家の取材を見てました

東日本大震災の津波によって養殖の海岸ばたは、無惨な瓦礫の山となりどこから手をつけていいか わからないような状態でした


牡蠣養殖のいかだ だけではなく
船も 家も 流されてしまった という 悲しみが 凄まじい映像から伝わってきて 涙が出てきました


もし私がその立場なら……ただ泣き暮らして呆然とし、 何もする気にならなくなると思います…


しかし その時 テレビでインタビューを受けていた男性は 、「何もなくなってしまって、何もかも一からの出直し」といいながら気の遠くなるような瓦礫を もくもくと片付けはじめていました 同じくひとつひとつ海の瓦礫を片付ける同業者の方の姿もありました
そこで おっしゃっていた言葉が、 (方言だった)、

御先祖の昔からの 言い伝えで

悲しいことがあった時は どうにもなら無いことがあった時は

目で見て怖がり、 頭の中で嘆いたり悩んだりしては何も進まないから 考えなくていいからひたすら手を動かせ

という意味のことをおっしゃってました




実際に 荒れた場所を綺麗にするのは、この現場での地道な人の手による 本当に地道な仕事に 他ならないと 思いました

誰に頼るでもなくすでに 自分達の手で 瓦礫を片付けよう、仕事の再生を考えようと 動き出している
牡蠣漁家の人達を見て 尊敬の気持ちでいっぱいになりました



牡蠣の養殖は 湾に いかだを浮かべて そこから 海の中へ ロープを垂らして 150個ほどの 小さなかきを くくりつけて 養殖するそうです

そうして育て始めた牡蠣が 出荷できる大きさになるまでは 約3年も かかるそうです


瓦礫の中で なんとか 生き残ったいかだもあり、 それを足掛かりに 新しいいかだも 作って 養殖が始まっているそうです



そしてその牡蠣が すくすく 育っているのだそうです

津波によって 海底のヘドロが 掃き出され、海が綺麗になり、引き潮によって 陸の土の 栄養分が 海に運ばれて、海况が良くなり 牡蠣が すくすくと 成長しているそうです
大きくなった牡蠣は3年と待たずに出荷出来そうだという事です





海は、あれほど恐ろしくもあり、一方で恵みの海でもあるのです 一からの出直しをする漁家の方々がきっと豊作豊漁でありますように……

自ら知恵を出し合い再建に向けて頑張ってらっしゃる方々に頼もしい希望を感じました


被災地の方々が
1日も早く、住むところと仕事が、決まって、安定して暮らすことができますように願っています



Posted by あつこ at 04:08 | Comments(0)
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